zuntan02のはてなブログ

備忘録的なものです。時々職場の技術者ブログにも転記してますが、メインはこちらで。

AWS SESからのメールがGmailからはじかれるのでやったこと(DKIM/DMARC)

■前提

ネームサーバがRoute53管理じゃなかったので生成されたレコードを登録担当に連絡して登録してもらう流れ。

1)DKIM

参照:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/creating-identities.html#verify-domain-procedure

[Amazon SES]-[Create identity]
Identity type : Domain
Domain : <ドメイン名>
オプションのチェックボックスは選択せず
その他はデフォルトのママで
[Create Identity]

→生成されたDKIMDNSレコードを先方に渡して設定してもらう
→CNAMEレコードが返るようになったら、再度認証し、
DomainKeys Identified Mail (DKIM)のDKIM configurationが「Successful」となることを確認

上記ができたら続いていDMARCの設定を進めます。

2)DMARC

2)-1 カスタムの MAIL FROM ドメインを使用する

参照:
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/mail-from.html
[Amazon SES]-[Configuration: Verified identities]-[Authentication]

Custom MAIL FROM domain
AWSの推奨する形で mail from ドメインとして
mail.<ドメイン名>
を作成(既存のレコードと衝突する場合は調整すること)。

出力されたDNSレコードを登録担当に連絡して登録してもらう

2)-2 ドメインの DMARC ポリシーのセットアップ

参照:
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/send-email-authentication-dmarc.html
AWSの推奨するポリシーで作成したTXTレコードを登録担当に連絡して登録してもらう

_dmarc.example.com	TXT	"v=DMARC1;p=quarantine;pct=25;rua=mailto:dmarcreports@example.com"

3)確認

Custom MAIL FROM domain の MAIL FROM configuration が「Successful」になっていることを確認

GMAILのメッセージのソースを表示で確認

■参照
https://dev.classmethod.jp/articles/ses-send-mail-best-practices-summary/#toc-13



以上