さくらのクラウドの「マイアーカイブ」からサーバ立てたらIPは衝突するわresolv.confは書き換えられるわでハマった。
【ひとまずの結論】
アーカイブ元のサーバでネットワークの設定をカスタマイズしている場合、そもそも[ディスク修正]機能は利用するべきではない。
□ディスク修正対象ファイルは以下にまとめられている。
3. ディスク修正機能により修正される項目(指定可能な修正項目)
例えば、スイッチ配下のインナーネットワークの端末のifcfg-eth0に
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static ONBOOT=yes GATEWAY0=192.168.1.100 NETMASK=255.255.255.0 IPADDR0=192.168.1.101
みたいにセカンダリありきの書式で設定してしまっていると(CentOS7の例)、アーカイブから起動するときに「ディスク修正」で
GATEWAY=192.168.0.100
IPADDR=192.168.1.102
で書き換えを指定したとき
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static ONBOOT=yes GATEWAY0=192.168.1.100 IPADDR0=192.168.1.101 GATEWAY=192.168.1.100 PREFIX=24 DNS2=210.188.224.11 IPADDR=192.168.1.102 DNS1=210.188.224.10
みたいになって、アーカイブ元のIPが生きたままになってしまい、既存サーバ群と衝突する(衝突した……)
ネットワークの設定をカスタマイズしている場合、そもそもディスクの修正機能は利用するべきではない。
逆にクラウドで運用するメリット(スケールのしやすさなど)を享受するためには、できるだけクラウド提供側の設定を遵守すべき。
4. ディスク修正機能により修正される項目(自動的に行う修正項目)
- IPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ(共有セグメント接続時)
- resolv.conf←これ!CentOS7だとブランクにされちゃう
- crontab(RANDOM_DELAYの値が変わるだけ)
メモまで。