zuntan02のはてなブログ

備忘録的なものです。時々職場の技術者ブログにも転記してますが、メインはこちらで。

【terrafrom入門_1回目】Windows10+WSL2にterrafromを入れて動かす

【はじめに】

記事を書いた人間はインフラ構成管理について勉強中です。
この記事では、Windows10のWSL2にVisualStudioCodeで入ってterrafromコマンドを実行しながら進めていきます

Win10+WSL2環境の構築方法は

【俺的2021標準環境作成メモ】WSL2 + VSCode + Docker 開発環境 - zuntan02のはてなブログ

を参考にして、必要に応じて行っておいてください

【terrafromのインストール】

ざっと調べたところ、以下の2パターンがあるようでした。

(その1:シンプル)Terraformのバイナリをhashicorpから取得して配置

例)

cd /usr/local/src/
wget https://releases.hashicorp.com/terraform/0.15.1/terraform_0.15.1_linux_amd64.zip
unzip terraform_0.15.1_linux_amd64.zip -d /usr/local/bin/
terraform -v
(その2:現実的)terrafromのバージョンマネージャ「tfenv」をインストールして管理

terrafromはバージョンごとで挙動が大きく異なった過去があるようで、複数バージョンを扱う必要があるとのこと。
tfenvがあればterrafromのバージョン切り替えが簡単にできるので、自分はこちらでいきます。

# githubからcloneしてパスを通します。
git clone https://github.com/tfutils/tfenv.git ~/.tfenv
echo 'export PATH="$HOME/.tfenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

tfenv --version
# tfenv 2.2.1

# インストールできるバージョンの一覧
tfenv list-remote

# 最新バージョンを指定してインストール
tfenv install 0.15.1

# バージョン切り替え
tfenv use 0.15.1
terraform -v

# 今回使うバージョンを追加
tfenv install 0.12.24
tfenv use 0.12.24
terraform -v


# 確認
tfenv list
  0.15.1
* 0.12.24 (set by /root/.tfenv/version)