【問題】
・100GBのディスクのアーカイブをもとに500GBのディスクを作成してみたところ、領域が拡張さてれなかった。
df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/vda2 95G 7.5G 83G 9% / tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT sr0 11:0 1 1024M 0 rom sr1 11:1 1 1024M 0 rom vda 252:0 0 500G 0 disk |-vda1 252:1 0 4G 0 part [SWAP] `-vda2 252:2 0 96G 0 part /
こんな感じ。500Gのうち100Gしか使われていない。
【原因】
・アーカイブからそのまま(ディスクサイズ以外は何も修正せずに)起動しただけでは拡張されない。
以下がポイント
・アーカイブのタグ「@size-extendable」をつける
・アーカイブからディスクを作成する際、ホスト名にアーカイブを取った元ホスト名と同じものをつける
【詳細】
さくらナレッジに紹介されている手順http://knowledge.sakura.ad.jp/knowledge/5970/に従えば問題ない。
サーバをシャットダウンしてアーカイブを取得
「アーカイブソース」にtest01のディスクを選択し、タグに「@size-extendable」を付け、右下の「作成」をクリック
アーカイブのタグに「@size-extendable」をつける必要がある。
試しに同じアーカイブで、このタグを外してから同じ手順でディスクを作成してみたところ、ディスクサイズの修正は行われませんでした。
アーカイブからディスク作成
[ディスク]-[+追加]-[アーカイブ選択]
・先ほど作成したアーカイブを選択し、ディスクサイズを500GBにする。
・接続先サーバに元のサーバを指定
・ホスト名にアーカイブを取った元ホスト名と同じ名前を入力する。
こちらは
とのこと。
ディスクに名前等をつけたら、右下の「作成をクリックし、ディスクを作成します。
旧ディスクをサーバから取り外し
省略
サーバ起動
省略
ディスク容量の確認
df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/vda2 489G 7.5G 456G 2% / tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm
いけた!
ちゃんとドキュメントは読みましょうという話ですが、うーん、タグで挙動が変わるのは……なんというか裏技では……