zuntan02のはてなブログ

備忘録的なものです。時々職場の技術者ブログにも転記してますが、メインはこちらで。

【AWS】RDS-Auroraのインスタンスタイプ変更をFailoverでやるメモ

【概要】

シングル構成のAuroraでインスタンスタイプを上げたい。
そのまま変更すると15分くらい止まっちゃうらしいので、Failoverパターン

で実行したメモ

【作業】

1)インスタンスクラスタ選択-[アクション]-[リーダーの追加]
# Add reader
アベイラビリティーゾーン:指定なし
パブリックアクセス可能:いいえ
暗号化:初期値ママ

インスタンスの仕様
	DB インスタンスのクラス
		→変更したいクラスを指定

設定
	Aurora レプリカのソース
		→選択して指定
	
	DB インスタンス識別子
		→既存のIDと被らないように指定。インスタンスタイプ名とかを入れておくと後で間違わない

フェイルオーバー
	指定なし

データベースの設定
	データベースのポート:3306ママ
	DB パラメータグループ:選択して指定

モニタリンク
	環境に合わせて設定

メンテナンス
	マイナーバージョン自動アップグレード:環境に合わせて設定

で[Add Reader]


2)FailOverで切り替え

[書き込み]ロールが付与されている側の旧データベースを選択して
[アクション]-[フェイルオーバー]
を実行
→しばらく待つとロールが切り替わります。

3)旧データベースの削除

リードレプリカとなった側の旧インスタンスを選択、[アクション]-[削除]
でdelete meを入力して削除


以上で完了です。

★注意★

アプリケーションで設定しているデータベースの接続先エンドポイントがクラスタ側になっていること。
例:hoge.cluster-hogefuga.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com
これが何らかの理由でインスタンス自身のエンドポイント
例:hoge.hogefuga.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com
を直接たたいている場合はFailoverによる切り替えでサービスが死ぬので注意(死んだ……)。