【ざっくりした理解と方針】
- S3でバージョニングを利用する
→AWSでは「現行」と「以前(※)」で管理される。所謂「世代」ではなく日数。
(※ライフサイクルで削除しなければ延々たまり続ける)
- 現在のバージョンは低速ストレージに退避しない
- 「以前のバージョン」は、バージョニング後30日後に標準IAに移動(最低保持期間は30日間)
- 60日後にGlacierに移動
- 適当な日数経過したら以前のバージョンは削除
【ストレージ種別価格について】
S3でGlacierを活用したコスト削減 | カプセルクラウド(CapsuleCloud)テックブログ
によれば
- スタンダードストレージ($0.025/GB)
- 標準 – 低頻度アクセスストレージ($0.019/GB)
- Glacier ストレージ($0.005/GB)
とのこと
【作業メモ】
バージョニングの有効化
AWSマネージドコンソール-[S3]-S3バケットの[プロパティ]タブで
[バージョニング]-[バージョニングの有効化]を実施
ライフサイクルの設定
[+ライフサイクルルールの追加]
01.名前とスコープ
ルール名:ルール名適当に
フィルター:ブランク
で[次へ]
2.移行の設定
現行と現行ではない(以前の)オブジェクトバージョンの両方に対するアクションの詳細を設定します。
□現行バージョン:OFF
→現行バージョンはそのままおいときます。
□以前のバージョン:ON
→オブジェクトが最新でなくなった後、指定された日数が経過してから実行されます。
- 移行を追加する
標準IAへの移行の期限 | 30日 |
Amazon Glacierへの移行の期限 | 60日 |
3.有効期限
設定の失効
□現行バージョン
→現行バージョンはそのままおいときます。
□以前のバージョン:ON
425日間:以前のバージョンになってからの日数
期限切れのオブジェクト削除マーカーおよび不完全なマルチパートアップロードをクリーンアップする。
□期限切れのオブジェクト削除マーカーをクリーンアップする:ON
□不完全なマルチパートアップロードをクリーンアップする:ON/7Days
4.確認
名前とスコープ
- 名前 ルール名
- スコープ バケット全体
Transitions
- オブジェクトの以前のバージョン
- 移行先: Standard-IA 次の後: 30 日間
- 移行先: Amazon Glacier 次の後: 60 日間
有効期限
- 完全な削除の期限 425 日間
- 期限切れのオブジェクト削除マーカーをクリーンアップする
- 不完全なマルチパートアップロードをクリーンアップする 次の後: 7 日間
しばらくこれで様子見。