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備忘録的なものです。時々職場の技術者ブログにも転記してますが、メインはこちらで。

RAID_Management導入(CentOS 6.4)

RAID_Management導入(CentOS 6.4)

・対象となるRAIDカード
 LSI Logic MegaRAID SAS 9260-4i KIT
 MSMの手順についてはIBMが作成している日本語ドキュメント
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271
からDLできる「MSM12.05.03 導入ガイド_v4.pdf」を参照して作業する。

1)MegaRAID Storage Manageのダウンロードと展開

#MegaRAID Storage Manager - Linux 64 bit - 5.6
http://www.lsi.com/downloads/Public/MegaRAID%20Common%20Files/13.01.04.00_Linux_x64_MSM.tar.gz
# 直接取れなかったのでブラウザ経由で取得して配置
mkdir msm
cd msm
tar xvzf 13.01.04.00_Linux_x64_MSM.tar.gz
cd /usr/local/src/msm/disk

2)readme.txtよりRH6世代に必要なモジュールをインストール

yum install libstdc++.i686 compat-libstdc++-33.i686 libXau.i686 libxcb.i686 libX11.i686 libXext.i686 libXi.i686 libXtst.i686 net-snmp net-snmp-utils lm_sensors

3)MegaRAID Storage Manager(MSM)本体をインストール

cd disk
./install.csh -a


4)日本語化する

# 日本語化パッケージを取得する
# ひとつ前のしかなかったけどとりあえずこれで。新しいのが出たら置き換える
http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5073888
→ibm_sw_megasas_msm12.05.03.00-jp-pkg_anyos_noarch.zip


cd /usr/local/src
mkdir msm_language_pck
cd msm_language_pck
unzip ibm_sw_megasas_msm12.05.03.00-jp-pkg_anyos_noarch.zip
cd Linux/MegaRAID\ Storage\ Manager/
# Languageファイルを上書き
\cp -af * /usr/local/MegaRAID\ Storage\ Manager/


5)MSM GUIを起動

VNC経由でデスクトップに接続
[アプリケーション]-[システムツール]-[MegaRAID Storage Manager StartupUI]
→rootアカウントを使ってログイン

6)アラートの設定

[ツール]-モニター構成のアラート]でメールの宛先を設定してテスト。


7)障害検知および復旧手順確認
# ホットスワップによるディスク交換と再構築

7-1)HDDのケーブルを抜く
 →アラート(激しいBEEP音が鳴ります)
 →MSMの[論理]-[LSI MegaRAID SAS 9260-4i]-[アラームを無音にする]で止める
 →メールを確認「コントローラー ID:  0   PD が取り外されました:  」

7-2)HDDのケーブルを再度装着、リビルド
 MSMの[物理]タブでディスクを確認し、状態を「未構成で良好」に変更
 [論理]タブで「未構成ドライブ」から追加のディスクを右クリックし、「欠落したドライブの取り換え」を実施
 スパンに追加されたら再度BEEP音が鳴るので、上記手順で停止
 右クリックして「再構築の開始」を選択