zuntan02のはてなブログ

備忘録的なものです。時々職場の技術者ブログにも転記してますが、メインはこちらで。

HPのノートPC:dv2805(AMD Sempron)にWindows10を入れたら画面のちらつきが酷かったのでドライバ入れたら治ったメモ

HPのノートPC:dv2805にWindows10を入れたところ、edge(Win10の標準ブラウザ)のちらつきが酷くて(Chromeは全然大丈夫だった)、nvidiaの該当ドライバ入れたら治ったのでメモしときます。

Windows10への道のり

もともとはVistaマシンだったものを、Windows7で使っていた。
Windows10に上げて、HPのサイトから各種ドライバ

HPのプリンター、ラップトップ、デスクトップのソフトウェアおよびドライバのダウンロード | HP®カスタマーサポート

を入れてみたのだけど、edgeのちらつきが酷くてとても使えなかった。スタートメニューのチラつきもひどくて、いかにもドライバが足りていない感じ。
→グラフィックは NVIDIA® GeForce® 7150M + nForce 630M (チップセットに内蔵)

解決

nvidiaの該当ドライバを上から被せたところ、ちらつきはおさまった。
Windows7-32bit版はこちら
NVIDIA DRIVERS GeForce Release 179 for Notebooks
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/9008/jp

2017年02月現在、Windows10への無償アップグレードがまだできてる

倉庫の奥からWindows7PCがゴロゴロ出てきて、Windows10へ無償Upgradeし損ねた……と凹んでいたら
www.ikt-s.com
上記のような記事が。え、そうなの、と思って試してみたら、2017年2月現在、まだアップグレードできる模様。
アップグレードする際にプロダクトキー入力欄がでるけど、下端にある”再インストール”を選べばそのまま通る。
※Windows10のクリーンインストールではなく、Windows7/8からアップグレードする必要があります。
→検証記事
www.ikt-s.com

ざっくりメモ

1.以下からMediaCreationToolをDLして実行
Windows 10 のダウンロード

2.[他のPC用にインストールメディアを作る]
で該当PC用のエディションを選択、USBメモリ等にインストールメディアを展開する

3.作成したインストールメディア入りUSBメモリを該当のWindows7/8のPCに挿してsetup.exeを実行、アップグレードを実施する

4.プロダクトキー入力欄にて、プロダクトキーはブランクのまま、下端の
「このPCにWindows10を再インストールしています」
を選択。
f:id:zuntan02:20170210130553p:plain

5.ライセンス認証状況を確認
Windows10にアップグレード後、インターネットに接続した状態で
[設定]→[更新とセキュリティ]→[ライセンス認証]で
Windows10のデジタルライセンスが付与されて認証済みとなっていることを確認。
f:id:zuntan02:20170313184145p:plain
以上。

mailコマンドで日本語件名(Subject)のメールを送りたい

【背景】

nkfで変換するのが良いとのことだったがうまくいかず。

【解決】

メールのSubjectをISO-2022-JPBase64エンコードすればよい
www.bungu-do.jp

例)「日本語です」→「=?ISO-2022-JP?B?GyRCRnxLXDhsJEckORsoQg==?=」

mail -s '=?ISO-2022-JP?B?GyRCRnxLXDhsJEckORsoQg==?=' hogehoge@fuga.jp <メール本文ファイルなど

おまけ

複数行あるファイル(デイリーで記録されるログ)を降順で

cat ranking.log | sort -r |  mail -s '=?ISO-2022-JP?B?GyRCRnxLXDhsJEckORsoQg==?=' hogehoge@fuga.jp

ESET Endpoint Protection Advancedを中規模事務所に導入したときのメモ

100人規模の企業に
・集中監視可能なアンチウィルスソフト
を導入するにあたり、比較的お安い
ESET Endpoint Protection Advanced
https://eset-info.canon-its.jp/business/endpoint_protection_adv/
を導入した。

ドキュメントはよく日本語化されており、丁寧に読めば作業は進められると思われたが、実際にはかなり難航したためここに作業メモを残しておく。

ハマりポイント

・集中監視サーバ「ERA(ESET Remote Administrator)」サーバの構築

https://eset-info.canon-its.jp/business/remote_administrator/
動作環境によればRH系Linux/WindowsServerとなっていたので、当初はCetnOS7+MySQL5.7で立て始めたのだけど、自分の能力不足故、激しく難航した。
結局WindowsServerマシンを空けてもらい、そこにインストールした。こっちはオールインワンインストーラ実行一発で済む。
この温度差……!

Windows版オールインワンインストーラ

【用意するもの】

OS:WindowsServer2012
ハードウェア:
Intel, AMD 32bit, 64bitプロセッサ デュアルコア、2.0 GHz以上
メモリ 4GB以上
ハードディスク 20GB 以上の空き容量
→上記条件をギリギリクリアするノートPCを用意

【インストールするコンポーネント
  • ERAサーバー:クライアントからの情報収集及びリクエスト送信を行う
  • ERAWebコンソール:ESET製品を管理するWebベースのコンソール
  • ERAエージェント:クライアントにインストールし、ERAサーバーと通信する


マニュアル:users_manual_era.pdf

Chap3.インストール より

Windows版オールインワンインストール(Windowes版のみ)を参考に進める。

Setup_x64.zipを解凍し、Setup.exeを実行
ESET Remote Administratorのセットアップ
- Remote Administratorサーバーのインストール
- 不足しているシステム要件が表示されるので、それを満たす


# .Net v3.5がインストールされていません
# [サーバーマネージャー]-[役割と機能の追加]-[機能]
# →.NET Framework 3.5 Features
# を追加、インストール


# 互換性のあるバージョンのJava Runtime Environmentがインストールされていません。
# https://www.java.com/ja/download/manual.jsp から手動ダウンロード
# jre-8u131-windows-x64.exe
# を該当サーバ上で実行

→必須モジュールが満たされるとインストールが開始される

ESET Remote Administratorのアクティベーション
製品認証キー:ESET Endpoint Protection シリーズ ユーザーズサイトより取得する

[Remote Administrator サーバー]
Webコンソールユーザー: Administrator
パスワード: 任意


証明書情報:マニュアルに従い、必須項目のみ設定
-----
組織単位:ブランク
組織:ブランク
ローカル:ブランク
州/国:ブランク/JP
権限共通名:サーバー認証局
権限パスワード:ブランク
-----

[Remote Administrator エージェント]
設定なし

[Apache Tomcat]
設定なし

[Webコンソール]
設定なし

[Rogue Detection Sensor]
WinPcapのインストールウィザードは初期値のまま完了させる

[Apache HTTP プロキシ]
設定なし

→インストーラが終了すればOK

https://サーバIP/eraにアクセスし、上記で設定したアカウントでログインできることを確認。
Chap4.

サーバのファイアウォールで内部ネットワークからの443接続を許可しておく
ERAにhttps://ホストIP/era/webconsole/ で接続できることを確認。
(オレオレ証明なのでChromeとかで開く)

ERA用エージェントのサイレントインストー

全員にESETおよびERA用のインストールを依頼する必要があったが、ERAについては証明書やら対象サーバやらをインストーラの途中で入力してもらう必要があったため、ライブインストーラを用意した。

ERAの[管理]-[エージェントライブインストーラ]より
==========
インストーラ証明書
 サーバーホスト名(またはサーバーのIPアドレス):<IPで指定>

ピア証明書
 ERA証明書 を選択

ERA証明書
 サーバー証明書 を選択(サーバー支援インストールの…は選択しないこと)

証明書パスフレーズ
 ブランク
==========
で[インストーラの取得]→各OS用のパッケージが表示される



ライブインストーラを実行すると、エージェントアプリケーションをネットから取得してくるため、回線が細い環境では厳しい。Windowsマシン用の場合、ライブインストーラの以下を修正することでバッチと同じフォルダのmsiを使ってインストールしてくれる。

before

set url=http://repository.eset.com/v1/com/eset/apps/business/era/agent/v6/6.3.177.0/Agent_x64.msi
if defined IsArch_x86 (
  set url=http://repository.eset.com/v1/com/eset/apps/business/era/agent/v6/6.3.177.0/Agent_x86.msi
(中略)
echo.Dim params: params = "/qr /i " ^& packageLocation ^& " /l*v %temp%\ra-agent-install.log" ^&_

after

set url=%~dp0Agent_x64.msi
if defined IsArch_x86 (
  set url=%~dp0Agent_x86.msi
(中略)
echo.Dim params: params = "/qr /i " ^&"""!url!"""^& " /l*v %temp%\ra-agent-install.log" ^&_

以上、メモまででした。

Rocket.Chatのバージョンアップ作業メモ

zuntan02.hateblo.jp
こちらで構築したRocket.Chatのバージョンアップメモ

【作業概要】

パッケージをDLして展開して配置するだけ。

【作業メモ】

# 0.47→0.49の場合
# Rocket.Chat本体の最新版取得と展開
cd /usr/local/src
curl -o rocket.chat.tgz -L https://rocket.chat/releases/latest/download
tar xvzf rocket.chat.tgz

# サービス停止
systemctl stop mongod
systemctl stop rocketchat

# ディレクトリごと差し替え
cd /opt
mv rocket.chat/ rocket.chat_bkup
mv /usr/local/src/bundle /opt/rocket.chat

# directoryの所有者を実行ユーザ「rocketchat」に変更
chown -R rocketchat:rocketchat  /opt/rocket.chat

# パッケージのディレクトリにて、npm installでnode.jsに必要なpackageをインストールする
cd /opt/rocket.chat/programs/server/
npm install

# サービス再開
systemctl start mongod
systemctl start rocketchat

# 起動確認
systemctl status rocketchat

Collabora OnlineとNextcloudの連携

■基礎情報
Collabora Online
Google docsのように、Webブラウザ上で直接excelシートなどを編集できるもの。
オフィスソフトの機能すべてを代替できるようなものではないが、閲覧の気楽さは大きい。
f:id:zuntan02:20170120185308p:plain
↓こちらでDockerイメージで配布されている
https://nextcloud.com/collaboraonline/nextcloud.com


■インストールと設定
zuntan02.hateblo.jp
上記で構築したNextCloud環境に引き続き追加していきます。

dockerのインストール・起動
yum install docker
service docker start
chkconfig docker on

# Collabora Online serverの取得
docker pull collabora/code

# 実行
docker run -t -d -p 9980:9980 -e "domain=hoge.fuga" --cap-add MKNOD collabora/code
nginxでリバースプロキシ設定

/etc/nginx/conf.d/hoge.fuga.conf
→locationに以下を追加

    # for Collabora-online
    # static files
    location ^~ /loleaflet {
        proxy_pass https://localhost:9980;
        proxy_set_header Host $http_host;
    }

    # WOPI discovery URL
    location ^~ /hosting/discovery {
        proxy_pass https://localhost:9980;
        proxy_set_header Host $http_host;
    }

    # websockets, download, presentation and image upload
    location ^~ /lool {
        proxy_pass https://localhost:9980;
        proxy_set_header Upgrade $http_upgrade;
        proxy_set_header Connection "upgrade";
        proxy_set_header Host $http_host;
    }

Nextcloud管理画面でCollabora Onlineを有効にする

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管理画面WebUIの左上[管理▼]-[+アプリ]-[Office&テキスト]-Collabora Online -[有効にする]
→管理画面の左ペインに[Collabora Online]が出てくるので、
 コラボラオンラインサーバー:https://hoge.fuga:443 として登録

ファイル一覧よりexcelなどを開き、編集、上書きできることを確認

【AWS】Nextcloud環境をAmazonLinuxに構築

■基礎情報

Nextcloud
Dropbox的なクラウドストレージを作成できるツール。以前デファクトスタンダードだったownCloudから派生したもの。
Webブラウザ経由でのアクセスのほか、Windows/OSX/Android/iPhone用にクライアントアプリが公開されている。
www.webprofessional.jp

【今回の作業概要】

AWS EC2のAmazonLinuxにNextcloudをインストール

【インストール手順】

AmazonLinuxに以下の手順でインストールしていきます。

MySQL
# インストール
yum install -y mysql56-server.x86_64 mysql56-devel.x86_64 mysql56.x86_64

# 起動
/etc/init.d/mysqld start

# 初期設定
/usr/bin/mysql_secure_installation

# Set root password? [Y/n]
New password: <MySQLのrootパスワード>
あとは初期値のままで抜ける。

# 自動起動
chkconfig mysqld on
chkconfig --list mysqld
Nginx
yum install nginx

# 自動起動確認
chkconfig nginx on
chkconfig --list nginx

SSLが推奨されているので、SSL証明書を用意しておきます。

php
# 必要となるモジュールをまとめてインストールする
yum install memcached memcached-devel
yum install php56 php56-devel php56-fpm php56-gd php56-mbstring php56-mcrypt php56-mysqlnd php56-pdo php56-pecl-memcached php-pecl-apcu php56-imagick php56-xml

# 設定ファイルで timezone 設定
cp -p /etc/php.ini /etc/php.ini.org
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